おいもの部屋

元旦那にされたモラハラの履歴

『俺ルール』

離婚して半年経つが、今でも「あれはモラハラだったんだ…」と気付かされることがある。

最近モラハラだったんだ。と気付いたことは

『俺ルールの押し付け』

 

モラハラ人間は支配欲が強くて、相手を思う通りに動かせないとキレる。

それはもう執念のように。元旦那ももちろんソレ。容姿や服装についてまで、自分の理想を押し付けてきた。

「服装は女らしくあれ。」「スカートを履け。」「化粧をしろ。」

夏暑くて髪を短く切った時には、言葉にはしなかったけれど凄く不機嫌な顔をされた。

これは後に共通の友人(女)から、

「俺ウルフヘアの女って嫌いなんだよね」

と言っていたと教えてもらった。

過去に同じ髪型にしたことがあるのに、元旦那はすっかり忘れてしまっていた。

 

口では「好きだ好きだ愛してる」と言われて、これだけ言葉にしてくれるのならきっと本当なのだろうと信じきっていた私がいた。

妻には綺麗でいて欲しい。と言う気持ちなんだろうか?と私も思ってしまったため、言い返すことも出来ず、元旦那の好むような服や髪型をするようにばっかり意識してしまっていた。

(でも美容院代とか出してくれる訳ではない😂)

 

私は、元旦那のお人形さんでしかなかった。

『もっと可愛くあれ。もっと美しくあれ。もっと女性らしくあれ。そして俺が自慢出来る妻になれ。』

元旦那の承認欲求を満たす為の道具。

自分の承認欲求を満たすためなら、私の気持ちや精神状態なんてお構い無し。

今思えば、元旦那の昔からの友人が、某アパレルのモデルと交際→結婚した辺りからそういうことを言われ始めたような気がする。

友人がモデルと結婚したのが羨ましかったのだろう。

 

離婚直前の会話で元旦那は

「おいもと離婚なんて嫌だ!俺にはおいもがいてくれないとダメなんだ!もう二度と酷いこと言わない、やらないから許してくれ!」

だけずっと主張していた。

「あなたは、離婚したくない。寂しい。辛い。って自分の主張ばっかりで、私があなたを怖がっている気持ちは考慮してくれないね。もし今後婚姻関係を続けていくとしたら、私は自分の感情をずっと押し殺して、怒るも悲しむもしない人形でいたらいいの?」

そう言うと、否定も肯定もせず黙り込んでしまう。

黙ってれば有耶無耶に出来ると思っているのだ。

 

元旦那の俺ルールはたくさんあるけど、書ききれないのでまた次のお話しで。

 

 

 

 

男性恐怖症

元旦那の発言や行動を思い出して泣くことがある。

元旦那が怖いだけだと思っていたけど、世の男性に元旦那を重ねてしまっているのだと思った。

(元旦那は私と世の女性を"重ねる"のではなく、"同一"として見てくるので

2ちゃんねるで女は○○する奴だって言ってた!だからお前もそういう女なんだ!」

と言います笑)

 

男性恐怖症かも。と感じても、漫画やアニメのように男性と話すのもダメ、すれ違ったり顔を見たりもダメ、と言う訳じゃない。(そういう人もいるかもしれないけど)

常に男性に怯えてる訳じゃない。

元旦那が怒鳴った時と同じ状況や行動や会話パターンに遭遇すると、過敏になって、相手の顔や声のトーンで機嫌を伺ってしまうし、自分の言葉のチョイス1つで不機嫌にさせてしまったどうしようと思ってしまう。

 

その中の1つに「おおきなくしゃみ」がある。

 

元旦那は鼻炎持ちだった。それがくしゃみに繋がっているかはわからないけど、毎朝起きてすぐ、胡椒でも鼻に詰め込んだのか?ってぐらいたくさんくしゃみをしていた。

声付きの「へくしょーーーーん!!!!」ってやつ。

ちなみに、この声付きくしゃみは自宅でしかしない。外では声無しで「ぶしゅっ!!」みたいなくしゃみが出来るのだ。

外で出来るなら、家でも同じことが出来るはずだ。して欲しかった。

毎朝毎朝これみよがしに大きな声でくしゃみをされて、手やタオルで押さえたりもしない。

 

「そのくしゃみどうにかならないの?」

「出物腫れ物ところ構わずって言うだろ!勝手に出ちゃうんだからしょうがないだろ!」

「せめてタオルで押さえてよ」

「そんな余裕ない!間に合わない!」

 

こんな会話は日常だった。

 

(この多様性の時代に「男性は」と括りたくは無いけれど、わかりやすく男と女で話をさせて頂きます)

男性はどこでもかしこでも、大きなくしゃみをする人が多く感じられる。

コロナで飛沫感染防止のために抑える人も居るけれど、電車、食事処、どれだけ人が多いところでも、大きなくしゃみをしている。

私はそういう大きなくしゃみが怖い。

 

だから大きなくしゃみをしてるおじさんには近づきたくない。

これも男性恐怖症なんだろうな。と思った話。

 

 

 

 

 

献身的

「献身的」と言う言葉が嫌いだ。

いや、別に嫌いと言う訳では無くて、(?)

「私が誰かに献身的に尽くす」ことが嫌いなのでは無く、「自分は献身的に尽くされて当たり前」と言う思考の人と一緒に居ることが嫌いなんだな、とふと思った。

そりゃあ子どもならまだわかる。自分でなにも出来ない生き物なんだもの。親に「尽くしてもらう」のが当たり前。

その思考のまま大人なってしまったのが私の元旦那。

元旦那の母。つまり元義母。

元義母は子どもたちにとても「献身的」だったんだろうと容易に想像ついた。

元旦那から

「母親は喘息持ちの俺たち兄妹のために、常に家中掃除していた。ホコリなんて1つも落ちてなかった。風呂もピカピカだった」

と聞いていた。子ども想いのいい母親ではないか。

…その母親の献身的な行動が、元旦那には「当たり前」だったのだ。

同じことを私に求めてきた。

そして私が同じことを出来ないと分かると、女のくせにどうして出来ないんだ!?と罵る。

女は男に尽くして当たり前。モラハラ・暴力で脅してねじ伏せて、心無い言葉で傷つけて従わせる。私は元旦那に「献身的な女性」になることを強要されていた。

同棲時代そういう気があることは気付いていた。

気付いていたならさっさと別れたら?って思うよね。私もそう思う。笑

元旦那の家庭事情やまだお互い若い年齢を踏まえて考慮してしまい、

「年齢を重ねれば落ち着いてくれるよね…?」「結婚や出産などの転機があれば見直してくれるよね…?」

と自分の中の僅かな希望を頼りに10年過ごして来た。結果変わらなかったけどね。

ずっと元旦那に、実家思考を変えてほしいと願っていた私に対して、

「他人を変えようとするなんておこがましい!お前はどれだけ偉いんだ!?」

という始末。呆れしかない。

 

献身的な行動が全て悪くはないが、一方的な献身は何も生まない。

お互いがお互いに尽くしたい。と思う気持ちが大切ですね。

 

 

 

 

 

お題で思い出したこと

今週のお題「お弁当」

 

モラハラと言っても、なにから書いていいか迷うところ。

私は心理士でも医者でもないから、モラハラをする人の心理を決めつけることは出来ない。(でも推測することは出来る。)

ブログを開始して、色々見ていたらなんとお題がある。

今週のお題はお弁当だそうで。元旦那にお弁当を作った時の話をしようと思う。

 

同棲時も結婚時も、基本的にはお弁当を作ることはなかった。朝ごはんも。

でもそれが我が家のスタイルだった。

彼は朝弱く、ギリギリまで寝ていたい人で、

「寝起きで朝ごはんを食べると気持ち悪くなるから朝ごはんは要らない」

と彼から言われてた。だから私も彼が仕事に行くのを布団の中から見送っていた。(彼より出勤時間が遅かったため)

時たま私が早く起き時コーヒーを入れることがあった。でも1口飲むか飲まないかの人だったので、私はそれすらもしなくなった。

お昼に関しても、彼は外回りの現場の仕事だったため、「一緒に現場を回る同僚と食べるからいらない」と言ってきたのだ。

なので朝食も昼食も、私は彼の分を用意することはほとんどなかった。そう、ほとんど。

コーヒーと同じで、たまにお弁当を作ったことがあった。お弁当があることを言うと、嬉しそうに持って行ってくれた。だが、

「現場で厄介な事がおきて、昼の時間に食えなくてさぁ」

と言われることが多々あった。

「そうだったんだー。大変だったね」と毎回言ってはいたが、彼の言い方は徐々に変わってきて

「お前の弁当がある日に限って、現場でなんか起きる。まともに昼食ってる時間がない」と言うように。

…は?それ私の弁当関係ないのでは?

私は現場の状況なんて知ったこっちゃない。

ましてや私のお弁当1つが原因で、現場で不都合が起きるわけも無い。

私はだんだんお弁当を作りたくなくなってしまった。

でも私の料理が好きと言ってくれる事もあって、彼も好きなキャラクターのキャラ弁を作ったことがある。(某ちいさくてかわいいアレ)

お昼に「めちゃくちゃかわいい!」と連絡をくれて、Xで嬉しそうに呟いていた。インスタでもストーリーに上げていたと友人から聞いた(私はインスタやってない)

喜んでもらえて私も嬉しかったこともあった。

 

だが、離婚の話になった時に

「お前は俺に弁当作ってくれなかった!俺の事愛していないんだ!だから離婚って言うんだ!」

とトンチンカンなことを言ってきた。

「お弁当作らなくていい」と言ったのは元旦那だし、「お前の弁当のせいで仕事がうまくいかない」なんて言われたら作る気もなくなることがわからないのだろうか。(わからないからそういうこと言えてしまう。)

彼の妹から聞いた話では、彼は高校時代母親にも

「弁当はいらない」と言っておいて、母親と喧嘩した時には「お前なんて俺の弁当作らないくせに!」と罵っていたとのこと。

 

もうなにがなんだかね。

自己愛者の特徴のひとつ。

 

 

 

初投稿。私の記録スタート。

突然だが、どうやら私は元旦那からモラハラを受けていた。

当時はその事に気付いていなかった。

その15年を振り返り、記録にしたくなった。

 

今までSNSへの投稿はX(旧Twitter)だけだった。

振り返ろうにもポストは流れてしまう。

辛かったことをタイムラインの川に吐き出して、流してしまえば忘れるのは簡単だ。

でも辛かったからこそ忘れたくない。

過去の私を労いたい。

いつか笑い話になるように、1つ1つ思い出して記録していきたいと思う。

 

~彼氏から旦那、そして元旦那となった時系列~

私と元旦那が共にいたのは15年。

17歳の時知り合って、2年後の19歳に交際を開始。

24の時に、とある事情で同棲を開始。(とある事情は後に話そうと思う)

その時元旦那(当時彼氏)は

「同棲1年…いや2年で結婚します」

と私の家族に告げた。何故伸ばした?

同棲開始時で交際期間は5年。私もこの人と結婚するものだと信じて疑わなかった。

だからたとえ同棲期間を伸ばされたとしても、結婚の話が出た事に嬉しくなってしまった。

そして5年の月日が経った。結婚はしていない。

「え?」と思った人もいるだろう。私が1番「え?」となっていた。

もちろん、私から結婚の話を出さなかった訳では無い。ただ結婚の話を出す度に

「お前は結婚して楽したいだけだ!」「男にとって結婚は人生の墓場だ!利益なんてない!」「俺の家族を見ていても結婚なんてろくなもんじゃない!」

と言われたのだった。

では何故大見得切って「結婚します」なんて言ったのか?これも当時分からなかったのだが、『モラハラ加害者』が見せる『外面はいい人』を演じていただけだった。

きっと元々結婚なんて考えてなくて、都合よく家賃も光熱費も食費も折半出来て、都合よく性処理させてくれる人だったら誰でも良かったのだろうと。

たが社会的にはその考えはヨシとはされないのを彼は分かっているのだ。

だから『結婚』と言い、まるで将来を考えているように見せていたのだ。

 

話を戻します。

同棲から5年が経ち、私も20代最後の年。

交際10年が経とうとしていた。

一向に結婚の話を出さない彼なんてもう捨ててしまえば良かったのだが、10年共にいて、まるで家族のようになってしまい、とある事情から同棲を始めた身としては、彼を突き放すことは出来なかった。

ここでとある事情について話そう。

それは彼の父が失踪してしまったのだ。私も彼から詳しい話を聞いた訳では無いが、元々短気で荒っぽいな彼の父は、会社の上司と揉めたのをキッカケにそのまま辞めて来てしまったらしいと。そして家族を捨て、住民票にロックまでかけて、消えてしまったと。

そして残された彼家族(母と妹)が生活保護を受けるために、彼は家から出なければならないと話した。

その当時は彼を可哀想に思った。私が力になれたらと思った。

それが同棲を始めた理由。

 

「交際10年経つし、そろそろ結婚しない?私は結婚式はしたいって思わないし、紙1枚出すだけで、今と生活が変わるわけでもないし」

そう言ってもあまり納得をしてくれなかった。

だが彼の気持ちを変える出来事が起きた。

彼の高校時代からの友人が結婚するとのこと。

男の人は周りが結婚出産すると感化されると聞いたことがある。彼もそれなのだと思った。(今思えばそれも体裁)

彼が嬉しそうに婚姻届を持ってきて、嬉しそうに記入する姿をみて、私の不安は杞憂だったんだ。と安心したのを覚えている。もちろん杞憂ではなかった。

そして私たちは交際期間10年で結婚(知り合ってから12年)。彼は『彼氏から旦那』になった。

 

15年のうち最後の3年半を夫婦として過ごした。

そして『旦那から元旦那』になった。