おいもの部屋

元旦那にされたモラハラの履歴

献身的

「献身的」と言う言葉が嫌いだ。

いや、別に嫌いと言う訳では無くて、(?)

「私が誰かに献身的に尽くす」ことが嫌いなのでは無く、「自分は献身的に尽くされて当たり前」と言う思考の人と一緒に居ることが嫌いなんだな、とふと思った。

そりゃあ子どもならまだわかる。自分でなにも出来ない生き物なんだもの。親に「尽くしてもらう」のが当たり前。

その思考のまま大人なってしまったのが私の元旦那。

元旦那の母。つまり元義母。

元義母は子どもたちにとても「献身的」だったんだろうと容易に想像ついた。

元旦那から

「母親は喘息持ちの俺たち兄妹のために、常に家中掃除していた。ホコリなんて1つも落ちてなかった。風呂もピカピカだった」

と聞いていた。子ども想いのいい母親ではないか。

…その母親の献身的な行動が、元旦那には「当たり前」だったのだ。

同じことを私に求めてきた。

そして私が同じことを出来ないと分かると、女のくせにどうして出来ないんだ!?と罵る。

女は男に尽くして当たり前。モラハラ・暴力で脅してねじ伏せて、心無い言葉で傷つけて従わせる。私は元旦那に「献身的な女性」になることを強要されていた。

同棲時代そういう気があることは気付いていた。

気付いていたならさっさと別れたら?って思うよね。私もそう思う。笑

元旦那の家庭事情やまだお互い若い年齢を踏まえて考慮してしまい、

「年齢を重ねれば落ち着いてくれるよね…?」「結婚や出産などの転機があれば見直してくれるよね…?」

と自分の中の僅かな希望を頼りに10年過ごして来た。結果変わらなかったけどね。

ずっと元旦那に、実家思考を変えてほしいと願っていた私に対して、

「他人を変えようとするなんておこがましい!お前はどれだけ偉いんだ!?」

という始末。呆れしかない。

 

献身的な行動が全て悪くはないが、一方的な献身は何も生まない。

お互いがお互いに尽くしたい。と思う気持ちが大切ですね。